京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

ひと夏の経験

 生まれて半世紀以上経つが、今夏、初めて夏バテを経験した。

 感染症熱中症を避けるために、昼夜問わず冷房がかかっている部屋で過ごしていたので、内臓ごと身体中が冷えてしまったようだ。お腹を触ると冷たくて弾力が無く、しくしく痛い。喉や鼻、口腔内、眼の粘膜は乾いてヒリヒリ痛い。関節や筋肉も固まっている。おまけにめまいまでしてきた。冷房のお蔭で今のところ、感染症熱中症は免れているが、冷房のせいでいわゆる冷房病にかかったのではなかろうか。うへー。まぁ更年期も併さっているとは思うが、ヨレヨレに弱っちまったワ。

 まだある。連休中のある夜、特に胃がキリキリ痛んで心臓バクバク、血圧が上がったのか下がったのか知らないが、アタマがクラクラして大袈裟だが死にそうになった。この原因は、7回目の運転免許更新を機に、35年間ペーパードライバーやったくせに、いちびってちょっと運転してみたろ、と試しに車庫入れ程度を数回やってみたから、に違いない。ワタクシにとっては自動車の運転は体に悪い。アクセルとブレーキの区別もあやしかった。それどころか、右側通行か左側通行かさえあやしい。とにかく乗り物は、馬が性に合っていると再認識した夏だった。