京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

光陰

 絵に描いたような雲が、形を変えながら急いで東の方へ流れていく。
 ひと時も留まっていない。
 寒風吹きすさぶ昼間だが、お陽さんの光は暖かい。

 巨大なイチョウの木が裏庭に生えているマンションの名前は「銀杏館」。さもありなん。 
 銀杏の河が流れゆくようだ。光陰矢のごとし。