京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

青くんと黄色ちゃん

11月は何かと行事が多かった。 最終日にやっと休日らしい一日。 紫明通りから堀川通りへ延々と続く銀杏も黄葉。 今日の雲ひとつ無い青空に映えることこの上ない。 空気が澄んでいる。 町内某お宅に生るあけび。 山の中ではありません。

光陰

絵に描いたような雲が、形を変えながら急いで東の方へ流れていく。 ひと時も留まっていない。 寒風吹きすさぶ昼間だが、お陽さんの光は暖かい。 巨大なイチョウの木が裏庭に生えているマンションの名前は「銀杏館」。さもありなん。 銀杏の河が流れゆくよう…

気のツヨイ女

夕方、柴犬ゴン太さんと鴨川を歩いていると、たまに会う黒柴のオンナのコ(♀犬)がいる。彼女はまだ子どもで元気いっぱい。チョカチョカして遊びたくてしかたがない。そして、ゴン太を相当気にいっているようで、鼻をつき合わせると必ずうれしそうに後ろ足で…

おいろけ

先日の発表会でのわたくしの演奏を聴いてくれた笛友との会話 笛友「こみちさん、春の演奏から比べたら、だいぶ音に色がついてきたね。」 こみち「えッ、色気、出てた?なるべく出さんように吹いたつもりなんやけど。」 笛友「ちがう。音色が出てきたってこと…

甘い一日

珍しく、三食も外食をした。最近は糖質(炭水化物や砂糖っ気等)をなるべく減らしていたからか、久しぶりに口にする甘いものを、これまでより一層甘く感じた。そして糖質以外の食物なら満腹感を感じたらそこで食べるのを自然とやめるのに、糖質を食べると満…

岡崎の銀杏

こっくりとした深い黄色。 黄檗色というのかしら。 美味しそうで、温かくて、よい香り。 心が弾む。 平安神宮大鳥居の朱色との組み合わせも美しい。 思わず駆け出した。

中堂寺六斎

六波羅蜜寺へ中堂寺六斎念仏奉納公演を観に。 二頭(一頭二人立て)のお獅子が登場〜 朱色の獅子は五段の碁盤の上に乗り、だるま落とし(碁盤を一段ずつ抜いていく)の技を披露された。スススゴイ。 土蜘蛛の巣に巻かれるも、法力を得て復活。 このところ、…

紅葉

まさに♪秋の夕陽に照る山 紅葉〜♪ ♪水の上にも織る錦〜♪ 大阪の町なかから京都に戻ってきたら、一層秋が深まっていた。 顔の大きさほどもある、菊花。

涙と拍手

一年の内で最も大掛かりな3日間の出張仕事が無事終わった。 これまでの4年間、大きな仕事を次々と実行されたボスが今期で退任されるにあたって、会期中に開催された会合の場で「皆さんのお蔭様で、、、」と御礼の挨拶をされた時には、会場の片隅でそれを拝聴…

しの笛演奏ご案内

*当分、この記事が一番上にきます。最新記事は一つ下です。 秋の澄んだ空気に乗って届く、しの笛の音色をどうぞお楽しみください。 ◇10月20日(日)12時〜3時頃 園部・生身天満宮秋祭りにて 2時半頃に獅子舞も演ります。今回は、酔っ払いのひょっと…

終わったらこっちのもん

京都横笛会の発表会が無事終わった〜。終わるまで気づいていなかったが、わたくしの出番はかなり多かったのではないか。記録しておくと、江戸子守唄の合奏、祇園小唄の鉦方、仁羽の太鼓、蘭(あららぎ)と落葉の舞のソロ演奏、獅子舞の笛方と以上6回の最多出…

わっしー講演会

明日の笛の発表会、来週の出張仕事を前に、今週はお尻どころか背中全体に火がついているカチカチ山状態なのだが、鷲田先生ファンのわたくしとしては、なにがなんでも先生のお話を聞き逃すわけにはいかない。しかし背中の火の温かさがたたって、かぶりつきの…

尻尾と羽根奏法

あさっての発表会を前に、お尻に火がついた。すると、にわかに尻尾と羽根の付け根の意識が浮上してきて、そこを下に下ろすようにして吹くと落ち着いた音が出るように感じた。リアリストなわたくしの野性の勘が働いてきたか。

耳の育成

同門の四日市・名古屋教室のしの笛発表会を聴きに行った。半年前や一年前の演奏と比べても、上達している仲間たちが多くて、すごく耳の肥やしになった。息遣いが安定してきて落ち着いて演奏している。先生ご夫妻の二重奏「まほろば」も以前の演奏より固さが…

オモシロイ頭

前回のパーマはクルクルだったが、今回はクリンクリン。この髪型にするために施術した張本人のヤマダ美容師でさえ、ロット(巻くヤツ)をはずした時点で「ぷッ。なかなかオモシロイ前髪になりましたね」とコメントしたのを、わたくしは聞き逃さなかった。わ…

閂(かんぬき)奏法

唇の息が通る穴のことを「風門」と呼ぶ。わたくしが演奏時にするべき仕事は、この風門の形を作り込むことではなくて、体内から風(=息)を送ることと、その風の勢いで、門(=唇)が全開してしまわないように、閂(かんぬき)を差すことなのかもしれない。…