京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

耳の育成

 同門の四日市・名古屋教室のしの笛発表会を聴きに行った。半年前や一年前の演奏と比べても、上達している仲間たちが多くて、すごく耳の肥やしになった。息遣いが安定してきて落ち着いて演奏している。先生ご夫妻の二重奏「まほろば」も以前の演奏より固さがとれた感じで、各自が軽やかに伸び伸びと演奏されていて、なおかつ歩み寄り感が一層増したように感じた。素晴らしい演奏だった。奥様先生は、その二重奏に続いて獅子舞のお囃子の笛を演奏された後も、ケロッとされていた。時間にすると40分間位、冷静を保って吹き続けられたか。ススススゴイ。それが可能な位、効率の良い息づかいを身につける必要があるのだな。それに比べると、今のわたくしの演奏は息を無駄遣いして垂れ流している状態だ。竹を無理矢理大声でがならせているようで相すまぬ。今日拝聴した竹の生音を見習って、いや、聴習って、かるーく稽古に励もうという気になった。サンキウ。
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