京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

岐阜の休日

会期後、一番近い長良川温泉で一夜だけの湯治。身体の各所を緩めて、かつエネルギー補充! 3日間下から眺めるだけだった金華山山中を歩く。紅葉の季節だが、常緑樹が多く、ごくたまに黄葉を愛でる。まぁまぁガレ場もあって、瞑想の小道どころではなく結構気…

岐阜の朝

長良川の水鏡と金華山の山の端に輝くお陽さん。空気がキリッと冷たくておいしい。 これまでホテルの密室で眠れた試しがないのだが、やはり岐阜の山、川とこの空気とは相性が良いようで、珍しく割と眠れた。お蔭で滞りなく事も片付いて、有り難き幸せ。空気の…

岐阜の夕べ

夕刻、長良川の川べりにて金華山(旧稲葉山)と山頂の岐阜城、お月さんへ向けて献笛。説明すると左の大きな光が月で、右の小さな光がライトアップされた岐阜城である。風がチベタイ。しかし山紫水明ぶりが、日常の通勤路である東山と鴨川の風景に似ているか…

演奏会感

演奏の出来はさておき、おかげさまで無事演奏会が終わった。 思いがけなく、稽古仲間の皆さんから花束を頂いて、びっくりするやら嬉しいやらで泣きそうになり、これからもがんばります、と今時は中学生でももうちょっと気の利いた事言うやろと思われる感話を…

水の上に織る錦

笛の稽古と本業の事務仕事に懸命になっている間に、季節がぐっと進んだ。 銀杏も桜も葉を落とし、辺りは錦の敷物を敷きつめた様。

身代わりお不動さん

法住寺さんの身代わり不動尊大祭(俗にいうお火たき)にお参り。京都に生まれてこの方半世紀近いが、生まれて初めて境内に入った。とはいえ京都にはそこいらじゅうに寺があり過ぎて、一度もお参りしたことの無い寺の方が圧倒的に多い。奉納行事の間、ご住職…

歩道橋から

ごくたまに、なぜか歩道橋に上がりたくなる。 小学校時代はほぼ毎日上がっていたが、卒業後は滅多に通らなくなった。まして大人になってからは、大文字の送り火の時を含めて、年に2,3回位上がるかどうだけれど。ふ、とその気になる時がある。 烏丸通りの歩道…

沈殿している泥の中から、青白い光が放たれる。 何かが生まれて、何かが消えていくらしい。 ただそれだけのこと、放っておこう。

舌骨奏法

気持ちよーく吹けている時は、青い本の口をゆるめる方法に載っている、舌骨が自由に動いている。また、ゆる呼吸のすーふぅーん呼吸のふぅーんの時も、舌骨の響きがとても気持ちよく感じる。どうやらポイントの一つに、舌骨の自由な動きがあるようだ。演奏前…

秋の長雨

晴天が続いていたが、昨日今日の秋の長雨でしっとり。しっとりといえば、23日の演奏会では最上川舟唄と荒城の月を吹くことになり、特に荒城の月は、しっとりと吹くという課題があげられている。しっとり、、、どう考えても性に合わへんのだが、そこんところ…

都ライト'15

先日の発表会そして23日の演奏会の会場にもなっている天鵞絨美術館でのトークライブを聞きに、学生が主催する都ライトという町家のライトアップイベントへ。ビロードと笛の音を通して、あらためて人間のもつ技術や創造力の大胆さと緻密さに感じ入り、作り出…

秋の薔薇

昼の散歩コース、岡崎公園付近の邸宅に、今の季節にも美しい薔薇が咲かせてある。ええ香り〜。生花の薔薇の香りがすると、まるで蝶のようにひらひらと寄っていってしまう。 画面をこすってみてください。香りが漂います。ウソです。

奈良の空

奈良駅からぶらぶら歩いてふと目を上げると、そこらじゅうに五重の塔なんかがにょきにょき立っている。 工芸館の前には笛を吹く少女と鹿の像が。 わたくしも笛を吹きに来た。 空が広くて青い。

横笛会京都教室発表会談

四半世紀ぶりに袴を着けて、稽古を始めて以来初の和装で演奏した。そして帯で身体を巻く方がすこぶる吹き易く、呼吸が安定することを体感した。今後は演奏の時はなるべく着物を着よう。その発見は良かったのだが、一曲目の笛吹童子は吹き始めるなり左の鼻の…