京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

トマト、いらんかえ〜

夕方、聖護院通りをゴン太と歩いていたら、背後からカブ(バイク)の停まる音と「おねえさん、、トマト、買うてくれへんかなぁ?」との男性の声が。一瞬、新手のナンパかと思ったが、話をきくと、本気の営業だった。初めて経験するこの販売方法に戸惑ったが…

つぶやき

新首相の野田さんの目って、シュッとした二重で、昔の歌舞伎役者みたい。目ぇだけ、やで。目ぇだけ。 ツイッター風につぶやいてみた。

炭酸水

久しぶりに夜に外食し、初めてペリエを飲んでみた。メニューに書いてあったのでペリエと言ってみたが、要は炭酸水である。よく冷えていてライムが添えてあり、最初は爽快感を感じたのだが、次第に膨満感へと変化して、ついに気が遠くなるほど苦しくなってし…

畑部、本日の活動報告 

今日はミョウガを収穫させてもらった。土中のタケノコの頭を探すような感じで、ミョウガの頭及び花を探す。目が慣れてくると、あるわ、あるわ、ざっと1週間毎日そうめんを食べ続けても薬味に困らないほどの収穫高だった。顧問によると、阿呆に探させると獲…

『魔法のはさみ』

今森光彦さんの切り絵「魔法のはさみ」展へ。 動物、鳥類、爬虫類、植物、昆虫はもちろんだが、蚊やカメムシまで題材になっているのには驚いた。自分が切るならどこから切るかを考えつつ、黙って集中して一点一点観ていたのだが、蚊を観た時だけは思わず「か…

夏の終わり

ここ三日間ほど、事務所のソファに座って本を読み始めると、強制的に睡魔に襲われ、頭がガクーーッとなっても、また体勢を整えて居眠りをする、ということを繰り返している。なぜだろう。夜の睡眠が足りていないのだろうか。悩み事は無いはずなので、身体が…

阿波踊りの魂

今年の阿波踊りをテレビで観た。阿波踊りの笛もいいなぁ〜。習ってみたい。あの調べの繰り返し繰り返しが、体内の血の流れと同調してくるような気がする。 番組では特に、天水連のみさと笛を紹介していた。この連では、笛方20数名の演奏の音程やリズムをぴっ…

六斎念仏総括

小山郷のホームグランドである上善寺での奉納公演も無事終了。さすが三公演目ともなると、MCも段取りも良く、なおかつ演者全員気合いが入りまくりで、老若男女問わずお客さんの数も最も多く、露店や警官や消防団まで出て、結構な賑わいだった。 舞台は、他…

『百獣の楽園-美術にすむ動物たち-』

久しぶりに自転車で鴨川をちゃーっと下がって、全然信号に引っかからずに国立博物館まで行ったら、漕いでる間は大変気分爽快だったのだが、空気の流れが無く無機質な博物館内へ入ると気分イマイチになった。どうやらお腹が空き過ぎてしまったようだ。 観覧中…

六斎念仏の様子

今日は干菜寺にて。 ここは念仏六斎の総本山の一つ(もう一つは空也堂系)だそうだが、戦争で笛方が亡くなり、50年以上廃れていたそうだ。しかし15年ほど前から小学生を中心に芸能六斎を復活させたそうだ。 小山郷の獅子も現れる。激しい太鼓の音波で法力を…

小山郷六斎念仏を観て

何を隠そう、本番を観たのは初めて。この2ヶ月間ほど稽古場で稽古は観てきたが、舞台が夜の森の闇に浮かぶ神社の舞殿となると、稽古とは全く雰囲気が違った。笛鉦太鼓は、やはり神仏にお供えするための音を奏でる楽器だ。それがひしひしと伝わってきた。写真…

お初徳兵衛

40数年ぶりに復活したという小山郷六斎念仏の演目「猿まわし」のお猿の新婚夫婦は、お初さんと徳兵衛さんという名である。なんやどっかで聞いたカップル名やな、と思って尋ねてみると「曽根崎心中」のカップルの名だというではないか。 心中物に反して、六斎…

小山郷六斎念仏奉納公演の案内

先日の練習の時に京都嵐山クラブの女性記者さんが取材に来ていた。彼女を一目見て「ドクタースランプのアラレちゃんに似てるな〜」と思ったが、アップされた記事を見ると、ペンネームが「あられ」だったので、どうやら周囲の全員からいわれるらしい。 その記…

草花と虫展

開館と同時に高麗美術館へ。のっけから息をのんで見とれてしまう展示物の数々。 繊細な黒アゲハの羽の文様、蟷螂のカマの先端、ガマ蛙のイボイボ、春蘭のおしべ、するどい視線で獲物を狙うカワセミ、ビロードのような鶏頭の花。あー、かいらしかった。 出町…

『ボクは坊さん。』白川密成著

畑部顧問より弘法大師・空海の話を拝聴した帰り、タイミング良く図書館の書架に返却されていたものを借りる。著者の密成さんも高野山で密教を学んだ若きお坊さん。若いゆえか、現代の生活を送る中で使えそうなお釈迦さんの教えを紹介し、自分の解釈を加えて…

方言のサービス

京都在住ということで、京ことばで話すことを期待されているように感じることが、たまにある。関東の人たちと食事をする時などもそうだ。そういう時はしかたなくサービス精神を発揮して「ほな、祇園バージョンで」などと称し、わざと「へぇ、おおきに、すん…

男性の声

声を聴いただけで人を好きになる簡単なわたくしなのに(若干の声フェチ)、今日はキライなタイプの声の男性から、続けさまに2本の電話があった。わたくしのデリケートな鼓膜に砂をザリザリと塗りつけるような彼らの声質も苦手だが、無駄に大きく、怒鳴って…

残暑お見舞い

関東に住む、大家さんチの小1の坊ン(男児)が一人で帰省してきた。関東の坊ンは口が達者なので社交辞令かもしれないが、ゴン太さんとわたくしとの鴨川散歩を楽しみにして来たそうである。夕方、散歩にでかけて開口一番「これが、『蒸し暑い』って言うんだ…

修行選択の自由

気軽な感じ?で先生に薦められた、山にこもって色々な修行をする自信はないが、興味は大いにある。どれくらい興味があるかというと、仮に以下の3つの修行のうちの一つを、どーしても絶対にしなければならなくなった場合は(究極の選択というやつ)、迷わず1.…

8/6畑部活動報告

プリプリのトマトが獲れました〜!美味しかったです! トマト大はそろそろ終わりかなー、プチトマトはまだ青い実がついてました。奥の畑部顧問にいただいた生姜ペーストは、米飴(水飴)と混ぜて冷やしておくと、立派なひやしアメ(飲み物)になります。これ…

緊張しないワケ2

畑部顧問の話を拝聴して、緊張しないためのテクがもう一つ判った。唇の息穴の絞り方に加え、というか元になる心がけのことである。それはお念仏を唱えるように吹く、ということ。 元々、笛や鉦や太鼓の演奏は、お念仏を唱えるところに添えられたそうだ。そう…

緊張しないワケ1

一つ判った。唇の息穴の絞り方、である。これまでは「絞る」ということはわかっていたのだが、その絞り方で微妙に違うということが判った。体感するしかないので、ここで説明しても仕方ないような気がするが、まぁ一応覚え書きとしておくと、息穴を縦長では…

緊張しないワケ

昨夜の笛のグループ稽古では、なんだか知らないが、全く緊張しなかった。心臓がドキ、ともしなかったし、呼吸にも余裕があった。ゆえに同じ音を伸ばすだけの時でも、音に色をつけることができた。色気を出したわけである。先生もさすがに耳がよく、その色気…

歯ァとれた

10日ほど前に歯の噛み合わせに関する本の記事を書いたら、3日ほど前に左上奥歯の詰め物が取れた。なんとなくシンクロ、である。 そして今日の昼間に歯医者さんへ行ったら、ちょちょいのちょいと詰め直してあっけなく今日で終わった。いや、別に通いたいとい…

カナカナ

朝、最も早く鳴き出すのが、カナカナ蝉である。 カナカナの蝉時雨は、この世のものとは思えないほど、儚く美しい。 夜明け前のシーンとして冷やっとしている空気にふさわしい音波が流れてくる。 あんな笛の音を出したいな〜。