草花と虫展
開館と同時に高麗美術館へ。のっけから息をのんで見とれてしまう展示物の数々。
繊細な黒アゲハの羽の文様、蟷螂のカマの先端、ガマ蛙のイボイボ、春蘭のおしべ、するどい視線で獲物を狙うカワセミ、ビロードのような鶏頭の花。あー、かいらしかった。
出町の李青さんが出張喫茶を開いていて、総合栄養飲料と思われる韓国茶とだんごをいただく。展示物だけでなく、李青や喫茶室のしつらえの中に身を置き、お茶を飲んで休憩していると、しみじみ身も心も落ち着いてととのい、かつ、ときめき、自身に流れる太古からのアジアの血をひしひしと実感するものであった。
ひつじ館の玄関に連れて帰るべきか。→
あと、京都国立博物館の「百獣の楽園」にもぜひ行きたい。国博は9時半から開いている。涼しいうちに動きたいので、朝7時半から開いている京都府立植物園も狙っている。