水辺の桜は、水面に手を浸したいかのように、毎年少しずつ下へ下へと枝を伸ばしている。疎水だけでなく鴨川、賀茂川、高野川、白川、高瀬川、、どこの水辺のソメイヨシノも一見、儚げながらも、今日は元気いっぱい花を咲かせて瑞々しい。 鴨川べりでは、紅白…

緋色の愛らしい桜。女子校っぽい。 笛友（団塊の世代男性）の依頼により、当人が世話役をしている町内会交流会にて、同じく団塊の世代女性軍団の笛友たちと一緒に演奏。教室で稽古している「さくらさくら」「荒城の月」「麦の唄」を吹いた。笛友お姉さま軍団…

能管を稽古している素人さんの発表会を聴きに金剛能楽堂へ。若い女性の出演者が多いのが意外だった。能管は、竹笛よりも音を出す事自体が難しいと思うのだが、どの演奏者も外見は涼しい顔で吹いていて凄いと思った。ああみえて腹の中（内臓）は激動の状態な…

大きなしだれの傘の中に入って 夕日に頬を染める まぶし過ぎる

多少違和感があるが、言いたいことはわかる張り紙。 三分から五分咲きくらいか。見惚れる。

夕刻の鴨川には、たくさんの光の子どもが生まれている。 鴨の親子もスイスイ泳いでいる。 柳の新芽も、桜のつぼみも萌え出づる。

仕舞、舞囃子、素謡、能の発表会に行き、人間の声や鼓、太鼓、能管の放つ音波を浴びまくった。発表する人は稽古をしている素人さんだが、地謡や囃子方として脇を固めるのは玄人さんの能楽師たちが本番に違わず演奏されるので、能楽堂内は、ピンと張り詰めた…

この小説の内容もまたわたくしにとってタイムリーな話題だった。登場人物の中に登山をする人たちも出てくるし。さまざまな家族のかたちや関係性があってしかり、と思った。それと、物事を判断する基準として「風通しがよいかどうか」ということも上位に挙が…

かるい声フェチ（福山くんの声）として、そして密息（呼吸法）について学ぶために読み、ただ今、稽古中。わたくしはこれも三つ子の魂で、小学校以来、良いとされていた姿勢を意識してとると、若干反り腰気味になるので、それと正反対の骨盤の位置をとるのに…

くじらが羽根を広げて泳いでいる様 上空の春疾風に乗って、ゆったりとぐんぐん進む 春疾風（はるはやて）

梅林に入ると空気が一変する。 清浄かつ可憐ないい匂い。 桃のつぼみはまだ固し。暦、桃の節句が楽しみ。あーかいらしい。ころころしたい。 薄桃色のしだれ梅も可愛い。 同志社新町校舎にて。

ちょっと休憩番茶をいただく落ち着くわ〜大徳寺山内の茶所だが大黒さんがご本尊でおられる 打出の小槌をお持ちである

つぼみのつぶつぶを見ると、いつも想う。 夏には総絞りの浴衣が着たい。 絞りを最初にやり出した人も、きっとこのつぶつぶを身に纏いたいと考えたに違いない。

本日をもってトワイライトエクスプレスが運行を終える、という。えッ？もうおしまい？そんなアホな、まだ一回も乗ってへんのにぃ、という思い。ふり返れば、札幌までの夜行列車トワイライトエクスプレスが走り出したのは、わたくしが大学を卒業するかしない…

数年に渡るマイデータを分析すると、柴犬・ゴン太さん（7才、♂）とわたくしの腸の働きは、ほぼシンクロしているという結論が導き出されつつある。申し述べるまでも無いが、腸の働きとは大きなお便り関連を主とする観察である。ゴン太さんとわたくしは平日の…

風がチベタイ、チベタイ〜 青柳の新芽もキュキュっと身を縮めているようす。 こうして三寒四温を繰り返して、春に近づいていくんやな。 ここ数日間、尺八奏者の中村明一さんが禅僧から習ったと本で説明されていた、密息という呼吸法を試して、益々身が引き締…

疎水べりに咲いていた山茶花？椿？どっちにしても、このような花びらがビラビラした脳みそのような縮れ麺のようなグロテスクな茶花は初めてみた。突然変異か？ 蕾は珠のようで、こんなに可憐なのに。こういうタイプのまん丸蕾を見る時いつも、玉置珠美さんと…

先日演奏した「嵯峨野さやさや」は♪京都嵯峨野の直指庵 旅のノートに恋の文字〜 どれもわたしによく似てる♪と歌う、女性の失恋の曲である。これを笛友還暦軍団のおねえさま方と稽古していた時の会話記録。 イラチのイラ還姉が、その性格丸出しに行進曲調で前…

一日中、雨。今春の運行が今日から始まった嵯峨野トロッコ列車にとってはあいにくの天気だったが、嵯峨トロッコ駅19世紀ホールで開催されたオープニング音楽イベント（素人演芸会）に、笛友のおねえさま方とともに出演した。 無事演奏を終え、帰りに寄り道し…