京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

和ツリー

お稽古のススメ 内田 樹談

覚え書 通称・ミシマガの11月28日と29日の記事「今月の特集1」が『内田先生に聞く!「お稽古のススメ」』。

錦帯橋

親戚を訪ねがてら、錦帯橋千年プロジェクト−錦帯橋芸術祭−「今はじまる千年の物語〜序章」「篝火と和の奏(篠笛と薩摩琵琶)」へ。生の笛と琵琶の音波が、身体中の細胞を震わせた。心にも沁み入る曲。この沁みる気持ちのことを哀愁とか郷愁と呼ぶのだろうか…

銀杏の温度

こっくりとした黄色の波に包まれる。堀川通りにかかる陸橋より。 自室の裏のグランドに、わたくしが生まれる前から生えていた銀杏の大木二本が、見事な黄葉の最中、切り倒された。同時に球よけのフェンスやネットも取られたので、改めて空の広さに驚いたが、…

紅葉散歩

目的地を決めずに紅葉を愛でつつぶらぶらしていたら、ちょうど真如堂のお十夜の結願法要が開されていた。運良く鉦講中によるお念仏が唱えられており、念仏六斎の原型をみるようなお勤めだった。これぞ阿弥陀さんの引き合わせかも。また境内では中風除けとタ…

銀杏と学生寮

銀杏がこんなに大きくなるほどの時が流れたとは。現世(うつしよ)は、時が経つのが早いね。月はあの頃と変わらない。けれど、今宵はスーパームーン。おっと、英語の単位を落としたキミには、超満月と言うたほうがええか。現世からはちょっと大きく見えるそ…

貴船神社音ノ市

貴船もみじ灯篭2016の一企画で、貴船神社奥宮にて、かぐや姫連中5名が吹奏。貴船には幾度となく行っているが、今日ほどの人出は初めて。しかも半分くらいは海外からの観光客のように感じた。イベント事とはいえ、いつもの奥宮の神気満ち満ちた雰囲気が半減し…

着物の効用

着物を着たままコンビニでおにぎりを買ったら、レジのおにいちゃんが「お手拭きを二つ入れましょうか」と気を配ってくれた。きっとこれは着物の効用だと思い「はい、頂戴します」と神妙に応えたら、おまけに「お箸も入れますか」と配慮してくれる。それは過…

京都・奈良横笛会(ようじょうかい)発表会

秋の発表会、無事終了〜。ご来聴くださった皆さま、有難うございました。今回は教室生以外で聴きにきてくれたお客さんも大勢で、演奏に気合いが入った。しかしその気合いが身体を固くする一因にもなりかねないので、なるべく呼吸を整え、笛と相談しながら息…

筑前琵琶演奏会へ

府庁の観芸祭の一企画「京都の古典文化」人間国宝・奥村旭翠一門会 筑前琵琶演奏会を拝聴。琵琶の音を聴くのは初めてだが、最後の奥村旭翠さんの演奏は、素人耳でも他の演奏との違いが明らかに聴き取れた。一音一音、一語一語の音の粒が際立って揃い精密だ。…