京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

火の玉

陽の玉〜 昔、真夏の夜に自室で、南ぁ無ぅ〜、南ぁぁ無ぅぅぅ〜と声明(しょうみょう/節のついたお経。邦楽各種の源流とか)のCDを流していたら、隣の部屋にいる妹から「やめて。怖い。」と苦情がきた。いわれてみればウチの裏の奥の方はお寺、墓地もあり、…

雨のち

深く沈潜して、大きなクジラの腹を眺めているような。 青くて冷んやりとした水気に包まれている。

継続

森林作業セミナー20周年記念会。20年もの間、毎月、講義や山作業の準備と実施を無償で担ってくださっている主催の方々の尽力と、森林や山、川、土、太陽等から絶えることなく届くエネルギーを思うと、有り難さに胸が熱くなる。と同時に、自然の中で生活して…

晩夏

暗雲の下(もと)も明るし 晩夏空 ツクツクボーシが盛大に鳴いている。 笛ばっかり吹いている間に、オリンピックが終わっていた。今回は出場している選手の多くが、娘や息子の世代の人たちだったからか、すっかり親の気分で、あー、そんなことしたらめぇ舞う…

小さな親切大きなお世話

意外と疲れていたのか、昼休みに汗をかきながら歯医者に行って、受付に診察券を出したら「・・こみちさん、、予約は明日です」とのこと。一瞬、なんのことがわからずアホみたいに、へ?と聞き返すと、「予約は、明日の24日です。今日は23日」と、噛んで含め…

小山郷六斎念仏奉納公演

幸い夕立ちに遭うことも怪我もなく、三公演とも終了。個人的には、入会してから4,5年かかってやっと笛のメロディが入り、登山口に立ったばっかりの厚かましい山ガール、という感じ。これから先輩の指打ち使いを学びつつ、太鼓踊りや鉦と息を合わせていく。山…

気のせい?

炎暑のみぎり、昼間は地蔵盆で笛、夜は六斎で笛、のダブルヘッダー。汗でずくずくのヨレヨレのへろへろだが、笛は踊らずに立ったままで吹くだけやから、楽勝、とまではいかないが、まだいける。それに浴衣に帯をしているお蔭で、体幹がしっかりする。そして…

地元にて

汗だくで初日の公演、終了。何より特筆すべきは、稽古を始めて2年目の小1女児の太鼓。六斎ではたとえ生まれたてといえども、初舞台から笛鉦の囃子に合わせて、たった独りで四ツの太鼓を打つ。その小1女児は、彼女なりの諸般の事情があったのだろう、本番で打…

送り火

なな、なんと(寛平ちゃん調)。まん悪ぅ、送り火点火の前後だけ、じゃじゃ降りの雨に。こんなことは京都に生まれて半世紀程の間で、初めてではなかろうか。ウチではテレビのBSが全然映らなくなり、果ては降雨用の放送に切り替えるたらなんたらのテロップが…

千本六斎

千本ゑんま堂のゑんまさんにお供えされる千本保存会の六斎念仏を拝観。 お堂の前から既に異界感溢れる。しかしここのお寺には御門や土塀が無く、千本通りから砂砂利で埃っぽい境内が丸見えで、なんとなくチープ感が漂っているのは否めない。しかしまぁ、境内…

落枝

数日ぶりに通ったら、母と子の森に生える太い木の太い枝が折れていた。 折れた断面と折れた枝 その森の名のごとく、小さな本棚や倒木でつくったベンチが並び、子ども達やバードウォッチャーの姿もよくみかける森で、かつ、すぐ南側が迎賓館の外壁なので、御…

涼む犬

去年までは散歩の途中には、鴨川を犬かきで泳いで渡ることで涼をとっていたゴン太さんだが、今年は、改築された京都会館の換気口になっているらしき所に陣取って涼んでいる。ええとこみつけたで〜とでも言ワンばかり。確かに、館内で空調された冷たい空気が…