京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

染井吉野

岡崎・美術館別館横 冷泉通り疎水のこみち 水辺に枝を伸ばす

堀川

つい数年前に整備されて、ガチガチの人工ではあるが、水が流れてちょっとは川らしい姿を取り戻した堀川。同時に桜や木蓮の若木も植えられた。水量が多かった半世紀以上前までは、友禅染の洗い作業などがこの川で行われていて、狭い橋の上を市電が通っていた…

近衛邸跡

ふわふわと 風に流れる 花の雲

春の夕日

沈む日に ちょっと待ってと 羽織る衣 三寒四温を繰り返す頃

本満寺

春疾風 しだれの桜(はな)を くすぐるも おまけの出町柳の柳

しだれ桜始めました

今年も本満寺さんの「しだれ桜、始めました」。18日に咲き始めたそうです。あいにく「し」が切れてますけど。

鎖国時以来の芸

今日は初めて伺う、西陣にあるお蔵の宅老所で、笛と太鼓と獅子舞、と盛りだくさんの演奏。お年寄りたちは「歌なんて久しぶりに歌うたけど、案外覚えてるもんやなぁ」と楽しんでくださった。時節柄「仰げば尊し」「朧月夜」「青い山脈」等。若者のケアワーカ…

ゆく鴨川の流れは絶えずして

今朝はわたくしも亀石、渡ったしー。 春の朝陽がまぶしい〜。目ぇが開かへん〜。でも随分暖かいから、ここで鴨川に落ちても気持ちよかろう。

雨宝院全部

宝珠、色々。 折角撮ったから全部載せようっと。 地味目の花も楚々として愛らしい。

雨宝院

西陣聖天さんの境内は、ちょっと猥雑な極楽浄土。最近、境内が広いお寺は、そのほとんどをアスファルトの駐車場にしていて、お浄土感もクソもあったもんではないが、雨宝院の狭い境内は、その全てをお堂と井戸、松の大木や四季折々に咲く木々花々で埋め尽く…

一番桜

近隣で最も早く咲く、一条戻り橋たもとの一本の河津桜。 大昔、葬列がこの橋を通った時、亡くなった人が生き返った、つまりあの世からこの世に戻ってきたという伝説がある。また、この戻り橋を渡った向かい側には陰陽師の晴明神社があるので、いかにも有り得…

初毛

初々しい青柳。毛の生え揃わない中学生くらいか。 春風に揺ら揺ら揺らぐ、まさに青春真っ只中。

珠珠蕾

鴨川に植わっている木瓜(ぼけ)が咲きはじめた。珠のような無数の蕾もぷっくぷく。毎年思うが、花の蕾をそのままブラウスに縫い付けてブローチにしたい。それと蕾のような総絞り染めの着物を着てみたい。絞り染めは蕾の珠珠を愛でた人たちが始めたに違いな…

啓蟄過ぎて

天気の良い日は、朝っぱらから亀石を渡る人、多し。 啓蟄を過ぎると、虫ばかりか人間もうじゃうじゃ外へ出てきて、岡崎公園とか鴨川べりとか疎水べりとか、まぁ言うなればゴン太さんのトイレット全域で、寝転がったりくつろいだり、弁当を食べたりしているか…

ごきげんさん

夕陽の茜色に染まる大文字山。 朝、通勤路で後ろから「あの、スミマセン。これ、落としましたよ!」とわたくしに声をかけ、わざわざ拾って渡してくれたモノは、一晩髪を巻くのに使っていた(例の、ソックカール)よれよれの靴下の切れ端だった。思わず「ギャ…

管尻注意奏法

管(笛)の唇への付け位置留意点。1.上下 2.左右 3.内外、そして4.唇(唄口)を円とか球の中心とした円周(管尻)の位置。若干前へ出し気味の位置、息を前だけでなく管尻の方向へも流れるような位置に置くと、息が無駄なく音に生るような感じ。 大津の能…

チュウ奏法

緊張して顔の筋肉が固まったり、曲を吹くのに必死のパッチになると、唇をチュウの形に保つのをついつい忘れるので、覚え書き。頭では分かっているのだが、まだ身体が覚えていない、つまり身についていない。チュウで吹く時の音を身体と耳が覚えていない。今…

桃の節句

荒神橋のしだれ梅。いい香り。 快晴で、暖かい梅の節句じゃなくて、桃の節句。新暦が採用されてから色々とまぎらわしくてどうも具合ワルイ。ウチの習慣としては、旧暦に戻してもろた方が色々とうまいこといくんですけど。ましてハッピーマンデーとか全然うれ…

春の雪

弥生お一日、朝起きたら雪が! やよいさんという名の友人は、てっきり三月生まれやと思い込んでいたら、違う、とのこと。