京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

鎖国時以来の芸

 今日は初めて伺う、西陣にあるお蔵の宅老所で、笛と太鼓と獅子舞、と盛りだくさんの演奏。お年寄りたちは「歌なんて久しぶりに歌うたけど、案外覚えてるもんやなぁ」と楽しんでくださった。時節柄「仰げば尊し」「朧月夜」「青い山脈」等。若者のケアワーカーは「太鼓とプロジェクションマッピングと組み合わせたら、面白そうっすね」との感想をくれたが、あいにく電気はまだ無くて、照明といえば火、つまり蝋燭とか提灯とか松明だった鎖国時代からやっている、身体を使う芸なので、なんとも応えようがなかった。けしてプロジェクションマッピングがどんなもんかが分からへんかった訳ではないで。言うとくけど。