京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

2014-01-01から1年間の記事一覧

鍾馗さん?

何度も通っているのに、忙しい年末に限ってふと目にとまった。 千本今出川に建つミヨシ堂のテント内にいる、平安時代のお姫さん。もしくは千本釈迦堂が近いから、おかめさん、かな?ふふと笑った口元を袖口で隠して、細工が細かい。愛嬌たっぷり。それにして…

命日、墓参り

高校生の頃の12月30日に祖母が亡くなった。そして大学生の頃の12月30日に体育会の一つ下の後輩が事故で亡くなった。律儀な人で、元旦には年賀状が届いたけれど。お蔭さまで、わたくしは今年も生きて年末を迎えることができた。有り難し。あともう一日、大晦…

第九と大将

ユヅルクンのスケートを観るついでに町田クンの演技も観て、久しぶりにベートーベンの第九を聴いた。四半世紀前の卒論執筆期間中、丁度この年末の本番を目標に、第九の合唱部分を練習していたのだ。第二外国語にドイツ語を取っていたので、読み方くらいはか…

御用納め

無事、全ての御用が納まった。やれやれ。そういえば今年はまとまった夏休みをとらずじまいだった。久しぶりの長期休暇なので、ゆっくりしよう。

同志社のツリー

Silent Night. Holley Night. イエスさん、誕生日おめでとう。

室町の教会

ここの光はほの暗く、ほんわか温かい。 ところで、ノーベル賞で話題の青色発光ダイオードを見ると、目ぇが舞うような、血の気が引くような感覚がするのは、わたくしの三半規管のせい?いや、網膜のせい、だろうか?なんや知らんけど、カダラが科学産業につい…

白川

冬至で昼間が短いが、絶好の散歩日和である。 山歩きの時同様、平地でも水場があると安心する。まぁ、さすがに三条付近の白川の水を飲む訳ではないけれど。ちなみに、山の中の川(渓流)の水は普通に飲む。しかしながら、白川も白川添いも整備されて、ちょっ…

噴水

雪が溶けたと思ったら、早々に流れ集り、彼の地から噴水。 霧状になって、心身を潤す。 冷気を吸い込むと肝までしゃんとする。

冬景色

チベタイ、チベタイ〜 多分、昨夜半から降り出して、本日午前中から3時頃まで降っていた、初雪。 何を隠そう、寝間は暖房の無い木と紙でできた小部屋なので、大事をとって、パジャマの上からウールのセーターを着て寝たらちょうど良く、ぐっすり眠れた。ちな…

高校生伝統文化祭

全国高校生伝統文化フェスティバルを観覧。お目当てはやはり笛を聴きに行ったのだが、笛もさることながら、作法、唄、踊り、衣装、群舞、全部素晴らしく、芸達者ぶりに驚いた。特に岩手県雫石高校のさんさ踊りには、涙が出るほど心動かされた。中でも笛方3人…

富山の親切

忘年会。富山駅前で、薬売りが出迎えてくれた。 久しぶりに駅員さんに切符を渡すタイプの改札口を安心して通った。3ヶ月後には新幹線が通るらしいので、この改札口もいよいよ貴重になるか、と思わず写真を撮る。帰京時に改札口で切符を見せると「3番線です」…

安産奏法

色々と試行錯誤を繰り返したが、マイブームは何を隠そう、安産奏法である。出産の経験が無いわたくしがいうのもナンだが、産婦は胎児と自身が出産し易いように身を整える。もはや可能性はほとんどゼロだが、わたくしがもし出産するとしたら、そうするはずだ…

『あわいの力−「心の時代」の次を生きる』安田登著

ここにきて、遡ること30年前の進学の頃以来、漠然と興味を抱いていた諸々の物事に遭遇し続けている。それは確かに「心」と「身体」に関する事である。能楽師である著者は、650年以上続いている能楽を元に、身体についてのみならず、日本語や音楽と数学、文学…

愛煙帽の提案

最近、路上で喫煙する人が増えたように感じる。各施設や建物が敷地内を禁煙にしてから特にそうだし、何の親切のつもりか、わざわざ灰皿を公道に置いている店もある。店の前にポイ捨てされるよりマシ、といったところか。たしかに歩きながら吸っている人も多…

新たな依頼

先日来、昼休みの散歩中に立て続けに「この近くで食事できるお店ありますか?」との質問を受けた。観光シーズン中に観光地までの道を尋ねられるのは日常茶飯事なので、寺社仏閣等のいわゆる紅葉の名所はオサエていたが、新種の質問が寄せられるとは。別に全…

御所・母と子の森

秋の長雨が紅葉を散らすかと思いきや、母と子の森では昨日今日の冷え込みのお蔭で、一層錦が深まった。 ここはもう異界だ。 葉と葉、幹と枝、土と根のあわいが、光と影とで満ちている。 もうどこまでが太陽光線でどこまでが葉なのか判らない。どっちでもいい…

舞台女優奏法

日々の稽古の発表、だけではなくて、他人が聴くにたえ得る演奏、をするとなると、舞台上で一人芝居をするのと同じ事態なのではなかろうか。日常ののーんびりとした意識レベルとは全く違う、いわゆるテンションを上げるとかなんとかする必要があるようだ。と…

多用デイ

秋の長雨に照る紅葉。紅葉した葉一枚一枚がお互いに発する光線の照り返しで、照り照り(造語)している。まぶしい。 本日は年に数回しかない多用な日だったが、淡々とこなした。以下、メモ。 午前中はバレー部OB会総会に出席。長年事務方を務めてくれているO…

日本語と身体

念願、いや悲願といってもいいほどの思いを抱いていた「この日の学校 in 京都」受講。しかも今回のテーマは「日本語と身体」という、わたくしの趣味及び興味のど真ん中である。期待通り、もの凄く面白くてワクワクして、なおかつ腑に落ちた。僭越ながら、こ…

紅葉情報

岡崎公園(平安神宮前)のほんの一角。もみじはほとんどの名所にて、今が真っ盛りではなかろうか。 参考サイト:京都新聞 京都・滋賀の紅葉情報 今週末と、意外と師走に入ってからでも錦秋が楽しめるかも。 どうぞ、ご来京ください〜。

存在に関する疑惑

先月行われた横笛会発表会で撮影された獅子舞のDVDを見た。今回わたくしは鉦(かね)方で、別名ヨスケと呼んで他の四人の囃子方を助ける役目なのだが、にもかかわらず落ち着きが無いのなんのって、ええトシしてガサツなのにも程があるやろ、と自分でも残念に…

銀杏黄葉

笛三昧の三連休、穏やかに過ごす、つもりだったが、二日前に好日山荘でみつけた特価品、パタゴニアのレモン色の超軽量ジャケットが気になって気になってたまらず、また今日見に行ってみたら、売り切れ。こうなると俄然?穏やかな気持ちではなくなる。不思議…

隠れ場所

関西で初開講、古武術研究家の甲野先生の音楽家講座に参加した。身体の使い方はもとより、今回は演奏する時の居場所についての説明が興味深かった。演奏している位置を発した音がどこかに届き、はね返ってまたどこかへ当たって、きれいな三角形を描いて自分…

小さい秋

小さい秋、みーつけた。 ところで、事務所の近所のアンティーク屋さんの店先に売られているバスケットに見憶えがある。あれ、何年か前にわたくしがYWCAかどっかのリサイクルバザーに出したやつちゃうやろか? 蓋の閉じ具までが藤でできているあの形のバスケ…

健さん、安らかに

新聞の夕刊で、高倉健さんが死なはった事を知った。既に鴨川ならぬ三途の川を渡っておられるだろう。ところでわたくしが、この人、好きやわーと思う男性は、なぜか、健という名である確立が高い(今の所、4/7の確立)のだが、高倉健さんはその第一号の男性だ…

対戦

風邪っ気の一因として思い当たるのは、髪型、だ。寒い間は純毛(頭髪)で首元を温めるべく伸ばしっ放しにしているのだが、昼間はいわゆるポニーテイルにしており、なおかつオデコも全開していた。どうやらその首元と額から眉間の隙間を、風神さんに一撫でさ…

黄色な秋

下総から一乗寺、修学院、そして北山の京都コンサートホールへ。市民管弦交響楽団の演奏を聴いた。考えてみると、西洋の楽団の演奏を聴くのは、実に学校時代以来ではないか?このところ日本民謡にどっぷりと浸かっていたので、新鮮な気持ちできちんとした?…

「仏果を得ず」三浦しをん

「芸」とは、ほんとうに底しれない、いや、底も頂上もない、そんなこととは別の次元の、人間の行いだとあらためて思った。 笛については、なるべく心を込めず、つまり感情にふりまわされずに、その竹の音を、自然に、ただ、届くように吹くだけだ。

タフネス

先週の、活動量は少ないのになぜかしんどい出稼ぎ仕事をした翌週の割りには、今週はタフに、貯まった業務を淡々と片付けることができた。これもひとえに、山を歩いて自然からエナジーをもらったからだと思う。まさに他力、ありがたし。山道を歩いている途中…

普通の修行

存じませんでしたが、なんと、高尾山は修験道のお山だった。 奥の方に写っている琵琶滝で、水行(入瀧)もできるそうだ。確かに、夏は気持ちよさそうだ。せぇへんけど。 ま、ワタシが山でする似非修行は、ポケットに手ぇつっこんで歩く事と笛を吹く事くらい…