京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

第九と大将

 ユヅルクンのスケートを観るついでに町田クンの演技も観て、久しぶりにベートーベンの第九を聴いた。四半世紀前の卒論執筆期間中、丁度この年末の本番を目標に、第九の合唱部分を練習していたのだ。第二外国語にドイツ語を取っていたので、読み方くらいはかろうじて判ったが(ローマ字読みに近い)、歌詞の意味は今もって不明、というか解読できるほど熱心にドイツ語の講義を受けていたわけではない。日本語の卒論を書くのに頭が煮詰まってこげつくのを予防するべく、まぁ早く言えばストレス発散のため、単に大声を出すべく、合唱レッスンに参加していたのだ。その思惑通り、卒論も合唱も結構スキッとした出来で終え、どちらも良い経験になった。
 それにしても、町田クンにはフィギュアスケートの衣装がイマイチ似合っていないように見える。強いて言えば、柔道着とかの方が似合うのではないだろうか。音楽も♪一つ人より力持ち〜 二つ故郷あとにして♪という天童よしみさんが歌う、大ちゃんの「いなかっぺ大将」かなんかを選んで、他の演技者とはちょっと土俵の違うスケーティングに徹した方が、しっくりくるような気がする。ついでに観ただけでこういう意見を述べるのは余計なお世話以外のなにものでもないだろうが、まぁここだけの話。