京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

蓮池

ポゥッと静かな光を放つ蓮の花。 泥の中の蓮根から、細い茎を通って白い光が透けてくる。

スケスケルック

夏に着物を着るのは初めて。和装版トリコロールカラーのマリンルック。それにしても着物も帯もツルツル滑ってとてもじゃないが自分で着られず、今回もまた母に着付けてもらう。またあまりにスケスケなので、驚く。でもそのお蔭で、帯周り以外は意外と涼しく…

松倒れ

ここ数日間の夜中の大雨で地盤がゆるみ、頭が重くなった松の根っこが掘り起されてしまった。 手入れがされている御所の松でさえこうなるのだから、放置されている山林の木々や、地震でゆるんだ山の崩落が益々案じられる。人間もこの厳しい自然の摂理の一部で…

東京感

品川駅前にて、東京に来た事を実感する瞬間。 数メートル先には警視庁と書いたパトカーも止まっていたので、一層、東京感が深まり、写真を撮ろうと思ったのだが、中からお巡りさんが見ていたのでやめた。別に後ろめたい事があるわけではないのだが、なんとな…

八丁平の花木

ヤマボウシと、、、忘れた。同行した森林インストラクターに命名の由来まで教えてもらい、その時は、へぇ、そうか、うまいこと付けたあるなと思うのだが、なぜか覚えておこうという気にならない。樹木や動物は自分が人間になんと呼ばれているのかとか、何に…

栃の大木

主(ぬし)のような栃の大木。 そっと頬を寄せると、脈が伝わってくる。 今、生きている。

八丁平の両生類

蛙の卵を生で見たのは初めて。ちょっと触ったら、卵白?の表面は意外と乾き気味だった。白い塊の下の水溜りには、落ちてきた卵を食べるべく、無数の黒いイモリが口を開けて待っている。あゝ無情。だが、これら卵が全て蛙に成長してもこれまたえらいこっちゃ。…

八丁平

何を思ったか、実に30年ぶりに北山・八丁平へ。 記憶の中では、背丈ほどもある竹笹のブッシュをかき分けかき分け進んだのだが、ところがどっこい、様子が激変していた。数年前に一旦枯れ(30年から50年周期で枯れる笹)、すぐに出た新芽を鹿が食べ尽くしてし…

サボテンの花

サポテン。黄色い花びらは薄っぺらなセルロイドのよう。でもとても好きな黄色なので、付け爪に使えないだろうか。いや、わたくしが爪を黄色く染めて笛を吹いていたら、黄疸が出たかと疑われる可能性が高そうやからやめておこう。

「響きの考古学」藤枝守著

篠笛をいくら吹いても飽きないのは、その音階が、開国後に西欧から入ってきた俗に言うドレミ(平均律)ではないからなのだ、と今更ながら腑に落ちた。方言が好きなのも、その調子や響きが、篠笛でいうところの古典調やからやろう。逆に、ラジオやテレビや最…

風薫る

岡崎公園。 疲れ目に 萌ゆる緑の 力受け たいそう目が疲れるので、パソコンでの仕事はそこそこに、美しい写真ブログを拝見する程度に留めていたら、かなり回復してきた。良かった。しかし油断禁物、パソコン仕事は極力しない事を決意する。仕方なしにやった…