京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

八丁平の両生類

蛙の卵を生で見たのは初めて。ちょっと触ったら、卵白?の表面は意外と乾き気味だった。白い塊の下の水溜りには、落ちてきた卵を食べるべく、無数の黒いイモリが口を開けて待っている。あゝ無情。だが、これら卵が全て蛙に成長してもこれまたえらいこっちゃ。
 ところで最近は、八丁平辺りでも蛭(吸血ヒル)がいる、とのこと。30年数前の山ガールの頃には、北山で蛭の心配をした覚えはないけれど。やはり自然界の法則こそが、行く河の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず、なのである。高1の夏合宿で行った大台ケ原では、知らんうちにお腹や腿の柔らかい部位に忍び込んでいる蛭に往生したものだった。男子の先輩でも、自分の腹に吸血して太った蛭をみつけて、悲鳴をあげていたものだ。下手にひっぱって取ろうとすると、血まみれになる。今度先輩に会ったら、トラウマになってへんか尋ねてみよう。