京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

松倒れ

 ここ数日間の夜中の大雨で地盤がゆるみ、頭が重くなった松の根っこが掘り起されてしまった。
 手入れがされている御所の松でさえこうなるのだから、放置されている山林の木々や、地震でゆるんだ山の崩落が益々案じられる。人間もこの厳しい自然の摂理の一部でしかないから、ほんまにヤバイ時に、ヤバイと直感が働くような日常生活を送ろう。それが真の学問であり、人間の善意である。のべつまくなしにヤバーイと口先だけ動かしていては、直感が鈍る。