京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

愛煙帽の提案

 最近、路上で喫煙する人が増えたように感じる。各施設や建物が敷地内を禁煙にしてから特にそうだし、何の親切のつもりか、わざわざ灰皿を公道に置いている店もある。店の前にポイ捨てされるよりマシ、といったところか。たしかに歩きながら吸っている人も多い。しかし煙草を吸わない者にとってはひじょうに煙たいし、気持ち悪い。この件に関して苦情の一つや二つや三つ位は言いたいが、言ったところで根本のところが改変されるわけでもなく、苦情あれこれを考えるのは時間と労力の無駄だと思うので、あえて、喫煙者本人が愛煙帽なる、フルフェイスのヘルメットのような、宇宙飛行士が月面着陸した時に着る宇宙服の頭部のような、外に煙が出てこないかぶりものを頭からすっぽりかぶり、自分が吐いた煙も自分だけが吸うようにして喫煙すればよかろう、そんなに煙が好きなら、ということを提案したい。愛煙帽なるネーミングが喫煙抑止にならなければ、自業自得帽と名づけてもよい。これをもし商品開発して世に広める人や会社等があれば、知的財産権登録商標他、諸々の権利はお譲りする。