京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

喫煙所

 唐突だが、母校が上品な方とちゃうかな、と思う理由は、構内に喫煙所を設けているから、である。昨今、何かの責任逃れのように、敷地内禁煙にしている施設が多い。近隣の大学、小中高校、病院、役所しかり。しかし敷地から出ていたらええんやろ、とばかりに、周辺の道路で喫煙している人が結構いるのが事実だ。別に喫煙自体はその人の勝手だが、そこを通る人や近隣の住人で煙が嫌な人に迷惑がかかっているのは明白だ。迷惑に感じる人がいるからこそ、敷地内禁煙にしているのだろうが、敷地内に喫煙所を設けていない施設は、自分の所さえよかったらええしぃ〜、責任はうちには無いしぃ〜、敷地から出たらどこで吸おうが、個人の自由やしぃ〜とかなんとかいう胡散臭い言い訳を準備しているように感じる。なんだか責任の押し付け合いのような感じ。その点で母校は、構内に喫煙所を設けて構内での大学関係者の喫煙の機会も確保することで、施設周辺へ煙が及ばないようにしており、気の利いたことする上品な大学と評するわけである。これぞ「人間が大好きです」(宣伝文句)の具体的行為である。