京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

鈴なり

 みっしりと、実ぃが鈴なり。裕福な気持ち。
 京都だけやろか、一字の単語を話す時には、母音を伸ばすことが多いのは。例えば前述の、実ぃが生るとか、胃ぃ痛い、歯ぁボロボロ、目ぇつぶる、背ぇ伸びた、毛ぇ生えた、血ぃみるで、手ぇあげて、等々。数字の2も、にぃ、と発音するので、関東の人に電話で電話番号を伝える時などは「はい? に、ですか?」などと容赦なく聞き返される。それでも頑なに「はい、に、い、です。」などと強調しているので、電話の向こうで受話器をもって???と、首をひねっている様子が目に見えるようだ。ははは。