京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

旅立つ

  ぶらーっと何の気なしに粟田神社へ行ってみて初めて知ったが、この地・粟田口は、東海道中山道の出入り口ゆえ、神社のご由緒の一つは旅の守護とのこと。最近、もし出張先で地震とか噴火に遭うたら東海道を歩いて帰って来よう、などと考えていたので、ここへ導かれたのかもしれない。
 境内に咲く白梅の香りに誘われて近づくと、おみくじが。結ぶと鳥になるよう彩色絵付けがされている。(旅)立つ鳥や酉年をかけてあるのだろうか。白梅の蜜を吸いに来ているようにも見えて、可愛いらしい。わたくしは引かへんかったけど。