京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

 桜4/8とあの世

3/31開始:定点観測地にて雨に煙る桜
  
 多少のお湿りがあり辺りは薄暗いが、桜は生き生きして輝きを増している。
 
 桜のトンネル入行〜!
 震災のようなことがあったり身近な人が亡くなると、ふと、わたし、来年もこの桜、見られるんやろかと思う。来年のこの時季を迎えるまでに死ぬることもあり得るわけだ。しかしもし仮に死んだとしても、魂が逝くあの世は季節問わず百花繚乱で、この世と比較にならないくらい美しいかもしれない、とポワーンと想像すると、生きていても死んでいてもどっちでもええような気がしてくる。この世に姿はなくなるが、一旦美しいあの世に戻って、そこで英気を養うのかもしれない。桜はわたくしをそういう気にさせる。