京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

忘れ難き店

 えらいこっちゃ!烏丸今出川の天津閣が11月末で閉じはる!店の張り紙見て、動揺している真っ最中。
 ここは、焼き飯と餃子と中華そばの店。夏は冷麺。烏丸今出川南西角にへばりつくように建っているちっちゃい店。今は無き、京都YMCA今出川センターに通勤していた頃、たまにお昼に天津閣の焼き飯をお持ち帰りしてセンターで食べていた。抜群に美味しかったなぁ〜。
 閉店の張り紙によると、創業57年とのこと。道理で生まれた時からあったと思った。あの店のたたずまいも焼き飯と餃子の味も、後年に残してゆくのに値するのになぁ〜、あー、閉じるんかぁ〜、誰か跡継がへんかなぁ〜。


 それと、丸太町室町辺りにあったマドレーヌ屋さんも、この前通ったら店が無い!!無い!!その辺りをうろちょろ〜うろちょろ〜して捜したけど、、、確か新しい駐車場になっているこの場所にあった、はず、、、と気づいた時には、涙が出た。この店も無くなった今も、いつもカーテンが閉じている外観(予約のみ買える)がありありと目に浮かぶし、マドレーヌの味も、そのにちゃっとした食感も忘れ難いものがある。忘れられない。


 それから、同志社烏丸門前のわびすけ、も。既に一旦更地にして、今新たな建物を建設中。そこにわびすけが再開するのかはわからない。ちなみに、ここのお嬢さんとは幼稚園と体操教室が一緒で、小学校も一緒。学年では彼女とわたくしの二人だけが、桃色のランドセルを使っていた。だからと言って親近感を抱くほどの仲良しではなかったのだが、なぜかランドセルのことだけは記憶に残っている。つくづく、ほかの人にとってはどうでもいいことばかりを覚えているもんだ。記憶って不思議。