京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

青葉の笛

 昨夜の稽古では「青葉の笛」を吹いた。今流行り?の源平合戦を歌った♪一の谷の戦敗れ 討たれし平家の公達あはれ 暁寒き須磨の嵐に 聞こえしはこれか 青葉の笛♪である。ところで最近わたくしは祭囃子などをピーヒャラ吹いて、音をなるべく遠くへ飛ばす練習をしているので、この「青葉の笛」もそのように張り切って吹いてみたところ、先生からは「もう少し音をこもらせてみてはどうか?」とのアドバイスだった。そらそうやわな、戦に敗れた平家への弔いの唄やのに元気いっぱい吹き飛ばしてどうするねん、ということである。あー早く、歌詞や曲の雰囲気にあわせて、音色や音の強弱や大小を自在にコントロールできるようになりたい。精進しよう。