京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

日々之好日

 非日常の時を過ごした後は、あぁ、わたしはやっぱり日常が幸せなのだ、と再認識する。非日常とは同期会しかり、旅行しかり。非日常から日常に戻ると、非日常が夢の中の出来事だったような気がする。もしくはちょっと長めの幻覚や幻想を見ていたような。あれ?あそこに居たのは、わたし自身やったっけ?と、あの場にいたわたしが、ほんとうにこのわたしであったのかさえもよくわからなくなる。だからと言って寂しいと楽しいとか、快や不快を感じるわけでもなく、単に不思議な感じ。でも日常に戻っていつもの自分のペースで動き出すと、どこからかわたしが戻ってきて地に足が着いたような安心感や安定感がある。それが幸せ。いや実際、非日常の時間はあの世にいってたりしてね。