京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

風邪の効用(鼻の下編)

 鼻水は粘性を一層高め白濁して、まるでよく練り練りした水飴のようになった。この鼻水のせいでハナをかみ過ぎて鼻の下がこべこべするのだが、今回はそれが功を奏したようで、笛を吹く時に上唇が浮わつくという悪い癖が少し改良された。こべこべのお蔭で鼻の下をちょっと伸ばし気味にすると、上唇に丁度良い具合に重みが乗って、上唇が浮かない。鼻の下に文鎮を置いたような感じで安定する。すると音も安定して出るようになってきた。