京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

ブズーキの音波

 ウクレレクラシックギター、11弦ギター、そして今回はアイルランドのブズーキと、どうやらわたくしは弦楽器(主にはじく系)の生音を聴くのが大好きらしい。いや、好きや嫌いなどという感情以前に、わたくしの身体をつくる細胞が、これら弦楽器から響いてくる音波に自然と振動する。その音の波を浴びる時、そこは太陽の照る海辺になり、山奥の渓流になり代わる。肌理の細かい冴えた空気が軽快に動きまわっている。その超微細な振動にくるまれ、ただただ身を任せているのが快楽の極みだ。あー、よう寝た。