京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

天神さんの梅

 京都新聞に梅だよりが掲載され始めると、ついつい足が向く。ウチから西に30分も歩くと、北野の天神さんの北門がある。入った瞬間から、恋する白梅の香りがそこはかとなく漂っている。この香り、この香りが約一年間待ち焦がれた香り。
 境内はまだ、日当たりの良い所の木だけ、ちらほら咲き、といったところ。木々に近づくと、無数のぷっくりした玉、玉。この蕾が花開いた景色を思い描くだけで、満ち足りた気分〜。