京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

疎水・熊野橋より

 本日にて満開成り。
 みっちりと咲き誇っている。
 しかしながらそこはかとなく
 ひさかたの ひかりのどけき春の日に しづ心なく 花の散るらむ
 といった心持ち。
 これが日本人特有の情緒、かしらん。

 疎水べりは、上にも下にも、四方八方、どっちを向いても桜。
 桜に埋もれる。
 桜の香りに包まれる。