京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

雲龍院


 泉涌寺別院・雲龍院へ、篠笛・玲月流の発表会を聴きに行った。この流派?の代表が岸和田のだんじり祭出身の男性だからか、門下生の人たちが演奏した曲や笛の吹き方も、いわゆる荒ぶる祭り囃子の特長が出ていた。生演奏は、演奏する人それぞれの音波が肌と鼓膜にビリビリ伝わってくるから、多少荒削りでも応援する気持ちが湧いてくる。


 この庭を背に演奏するのは、さぞかし気持ち良かっただろう。聴いているわたくしも、竹の音と風と緑の音波を浴びてエネルギーが湧き、帰りは泉涌寺相国寺間を思わず歩いてしもたワ。