京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

鴨川の生き物

  秋の長雨にうれしくなって出てきたのか、久しぶりにカタツムリがいた。
 ゴン太さんも初めて会うカタツムリを珍しがって鼻の先で彼の殻をつんつんすると、つのもやりも目玉も引っ込めてしまった。食べへんから♪つの出せ、やり出せ、目玉出せ〜♪




  出町の三角州の少し上流で、ゴン太さんが川の中州を凝視してウウ、とうなったので、またヌートリアが避難しているのか思ったら、バンビ兄弟が草を食んでいた。兄バンビはゴン太を睨み返して警戒しつつも、ヘンッ、あの犬繋がれとーるワ、てな感じで、弟バンビの動向を気にかけつつ草を食む。弟バンビも背が高く伸びた草むらにもぐって見え隠れしながら、水気が多くて美味しそうな草を選んで食べていた。昨年や一昨年も鹿一家が山から丸太町橋付近まで下りて来ていたから、彼らも慣れたもんである。気ぃつけて山に帰りや。