京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

月の夜、雪の朝

 ほぼ定点観測。それにしても、今朝は雪目になるか思たワ。
 通常、朝は車で送ってもらうのだが、今朝はそれを丁重にお断りして、徒歩出勤。
 冷たい空気が両頬の水分を奪ってゆくが、歩きながら深呼吸を繰り返すと、身体の芯から温まる。
 荒神橋の上で鴨川から北山の写真を撮っていると、隣で同じように写真を撮っていたアジア系の女子留学生が、奥ゆかしく「撮りましょうか?」と尋ねてくれた。これも丁重に辞退して、逆に「撮りましょうか?」と尋ねると、はにかみつつタブレットを差し出して北山をバックに微笑んだ。可愛い。
 「気持ちええな。白い比叡山と白い大文字も美しい。」と話しつつ、別れた。これも一期一会というのかしら。