京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

萌えのこみち

   
 染井吉野が散った途端、緑が目に飛び込んできた。美術館の裏庭の藤棚には、黄緑色の数珠玉のような無数の蕾をつけた花房が伸びている。
 同じく美術館裏の小路は、ゴン太さんとの散歩みち。萌え〜萌え〜とつぶやきながら、歩く。右手の動物園内の動物たちも萌えているようで、結構な声が響く。