京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

やっぱり鴨川

 浜風は強すぎて息がしにくい。やっぱり川のせせらぎを聴きながら、木々の間を通り抜けてくる川風に吹かれるのが、私の性に合っている。
 ところで、横浜港の高級外資系ホテルの31階の中華レストランで、高級素材を使ったウン千円もする高級冷麺をごちそうになった。麺は翡翠色で、いかにも身体に良さそうなカオをしており、素晴らしく爽やかな香りがするタレに漬け、ちょっと気取って啜る。全ての素材が新鮮で美味しかった。だがしかし本日の日中の暑さの中、無性に普通の冷麺が食べたくなり、思わず、東大路通りのらんたん(ラーメン屋さん)に飛び込んだ。まず水を2杯、自分でクーラーからじゃーっと汲んで飲む。そして全ての具材に練りカラシを塗りつけ、ずるずる〜っと自家製手打ち麺を啜り、氷の浮いたおツユをゴクゴク飲み干す。帰り際に思わず「なんか、冷麺でスーッとしましたワ。」と感想を述べてしまった。そして店の人たち(家族経営)とお互いに「おおきに〜」と言い合いながら、800円を支払い店を後にした。やっぱ、これやで。