京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

 乗牛 

 動物に乗るのは大好きだ。馬のみならず、水牛にも乗った。20年近く前に行った沖縄の島で、である。牛車に乗るだけでは物足りず、水牛の背中に直接乗せてもらった。さすが、巨漢を誇る(体重1トン位?)水牛なだけあって、わたくしが乗ってもビクともせず、ハエが留まってるな、程度にしか感じていない様子。いや、ハエ以下かもしれない。とにかくひじょうに安定感があった。ちなみに牛歩とはよく言ったもので、馬みたいに風を切って走るわけでもなく、その点ではあまり気持ちがよいとは言えない。乗ってみたいなーという好奇心を満たしただけだった。
 今まで乗った動物の中で一番不安定なのは、ニンゲンだ。酔っ払っておんぶしてもらって、その言い草はないやろ、次の日、腕にみぃいったでッ(筋肉痛)。とニンゲンは苦情まで言ってくる。ひ弱だ。一応、謝っといたけど。
 あと、ぜひ乗りたいのは、ラクダ。象やキリンにも乗ってええよ、と言われれば喜んで乗せてもらうな。