京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

稽古、稽古

tadahitori3152009-12-02

 先日の篠笛発表会での演奏に触発されて、ここ二日間は割と集中して自主稽古をした。その甲斐あってか、今日のグループ稽古でのソロ3曲「ふるさとの」「平城山」「木曽節」とも「高音の伸びがいいですねぇ」とお褒めに与り、とても嬉しかった。
 ちゃんと練習していくと、「吹ける」状態が基本になるから気が楽なのだ。そこで伸び伸びして気持ちに余裕が出る。すると音が出るか出ないかということを超えて、音の大小や抑揚や曲調などの細部に気を配れるようになる。
 あとはこの調子を人前で、発表会の場で、発揮できるかどうか、というところだ。プロの先生でも演奏会では練習の七割方の演奏ができたら良し、とするらしい。楽器を演奏するって相当深淵な行為なのだ。シンプルイズベストをモットーに生活しているわたくしに、果たして向いているのかどうか定かでないが、稽古すればするほどもっと稽古したくなるのは確かだ。(すぐやめた)ウクレレの時とは違う。