京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

酔っ払い野郎

 昨夜はどうやら部活の忘年会だったらしく、近所に下宿している京大生が、昼日中にわたくしの目の前でふらふらとうずくまり、アスファルトにゲェ〜ともどし出した。酒クサイ〜。
 夜、便器や下水に吐く人間は何度も見たことがあるし、自分の身に覚えもないことはないが、二日酔いで昼間に道端にゲェを吐く人間を久しぶりに見た。めずらしい人だ。羞恥心がなさ過ぎるのではないか?わざわざ外に出てきて吐く必要もなかろう。
 その学生は青白い顔でフラフラしていたが、このまま見逃しては将来が思いやられると考え、「掃除しぃや」と指導して、ほうきとバケツを貸してやった。仕方がないので水まで汲んでやった。大学生にもなってなんでこんな手がかかるんやろう、親の顔が見たいわ、と一瞬思ったが、自分も社会人10年目位までは他人に介抱してもらった身であることを思い出し、恩返しや、と自分に言いきかせて手伝ってやった。ついでに「アンタ、アホやなぁ」と感想を述べておいた。しかし、その学生は悪びれる風も恥ずかしがる風もなく、物腰柔らかくテキトーに掃き掃除して水を流し、わたくしと一緒にいた犬と戯れ、「ありがとうございましたぁ↓、、」とよろよろ去って行った・・・。途中で倒れていなければよいが。しかしながら、酔っ払いはキライだーッ。