京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

最高のみぃ

 最高というより最悪にみぃがいった(筋肉痛)のは、忘れもしない、バレー部の夏の強化練習が始まった直後だ。特に1回生の時はまだ手ぇの抜き加減がわからず、1時間延々と繰り返されるウォーミングアップの各種ダッシュを終えた時点で、筋肉が悲鳴をあげる。合宿の時は、痛さのあまり実際ギャオゥと叫びながら、宿の階段を這って上り下りしていたほどだ。挙げ句の果てに、同期のTは疲労骨折していたし、Aは肉離れを起こしていた。Hは泣いていた。Rは過呼吸を起こして担架に乗っていた。M(わたくし)といえば、魔のダッシュを一日やっただけで力配分を体得、言い換えると手ぇの抜き所を身体が察知し、膝辺りに派手に青染みをつくったくらいで事なきを得た。しかしながら今もあの熱く焼けつくような筋肉の痛みを覚えているほどなので、あれは余程の体験だろうと思う。