京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

運転免許更新に思う2

 改めて数えてみると、5回目の免許更新だった。5年×5=25年。えっ、わたくしが運転免許を取得したのはもう四半世紀も前ですか?!驚いたなー。しかし、25年間ペーパードライバーなので、何のために免許を取ったのかさえ、もう忘れた。確か車を運転するため、だったと思うのだが・・・。
 覚えているのは、路上での卒業検定に2回も落ちて、追試、追試?の屈辱を味わったこと。この路上検定に受かった時には、これでこの先、車を運転せんで済むと思ってせいせいした。しかし、この経験がトラウマになっているのか、数年に一度、車の運転をしている「夢」を見る。夢の中では、ブレーキの存在を忘れていて、とにかく障害物を避けて避けて、ハンドル切って、クラッチを踏んでいる。あ、ちがうか。アクセル、か。とにかく、現実では基本的な車部品の単語さえも記憶の彼方である。今もし運転席に座ったとしたら、道路の右側を走り出すかもしれない。海外ならいざ知らず、日本国内の交通ルールでは正面衝突は免れない。ニュースで、高齢者が高速道路を逆走したとかいう話を聴くと、共感を覚えてしまう。わたくしもやりかねん、と。