京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

 世間知らず

 冬の晴れた日が一番好きだ。
 冷たい空気と太陽光の温かさに誘われて妙蓮寺へ。
 桜と紅葉と青空の共演が楽しい。




 実は昨日笛友たちと一緒に、初めてファミリーレストラン(略称ファミレス)へ入り、初めて「ドリンクバー」というシステムを経験した。要は200円だか300円だかで飲み放題(ただし、自分で注ぎに行く)という制度である。わたくし以外の笛友たちは日頃よくこのシステムを利用しているらしく、わたくしが周囲の様子を伺ってまごまごしていると「もしかして、、、初めてー!?えーっ!?」とめずらしい動物でも見るかのような反応を示した。20代の笛友にいたっては「わたしも世間知らずってよく言われますけど、こみちさんも別の種類の世間知らずですね」だとよ!半分くらい当たっているので何の反論もできず、悔しかった。
 そして同じメンバー(20代、30代の女性の笛友)で、今日はお茶会へでかけた。50代の笛友が開催する超初心者向けのお薄をいただく会である。なので、畳の部屋に正座してお辞儀の仕方から教えてくれた。ここでは20代は手足が長すぎて、首だけがぴょこんと下がり、なんだか外国人がお辞儀しているようでサマにならない。お菓子をのせる「懐紙」や「黒もじ」という単語も初めて聞いた、という。わたくしからみると、そのほうが正真正銘の世間知らず、であるっ!もうちょっと胴長短足になって、取り箸の使い方を練習してから出直して来いっ。やっと言い返せた。