京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

 年々、楽ができるようになってきたということが今回の旅でもわかった。例えば、乗り物での移動といえば自転車が限界だったが、今回は、飛行機OK、船OK、車OKで、一度も酔わなかった。特に20代半ばまでは、船なんか乗って30秒で吐いていたのに、今回は吐くどころか、乗って3分でぐぅぐぅ寝ていた。八重山諸島間をはしる高速船なので、揺れるというより落ちると表現した方が適当な船旅もあったにもかかわらず、眠れる。まるで、楽〜なゆりかごのようだった。
 寝ると言えば、ホテルのベッドででも、日中、浜辺の日よけテントの中でも、ところ構わず隙があったら寝ていた。というか、寝られる程度にリラックスした精神状態になっていたようだ。山ガールだった頃からテントやホテルのベッドででも、一度も熟睡したことはなかったのに。ある日などは、夜10時過ぎには就寝していて、今時の小学生もびっくりの生活リズムだった。
 当然、飲食や大きなお便り関係も快調で快腸で、旅行中にありがちなハイテンションなリズムではなく、通常の生活リズム通りに楽〜に過ごせた。
 海の中でも、去年までは波にボディブローされた〜うぇ〜と思っていたのだが、今回は、波にもてあそばれる感覚が妙に楽しく、熱帯魚と一緒に泳いだり、海中の光の波を眺めていると、3分くらい平気で潜りっぱなしだったように思える。よう考えたらできるわけないけど。
 それもこれも、タイムキーパーから会計から車の運転からテントをたたむ事からマッサージまで、ちゃっちゃとやってくれる実務に長けた友人がいるからだ。助かりました。ありがとう!
 ちなみにわたくしの今回の役割は、旅行中、晴れるよう念じる、ということのみだったが、見事に使命を果たしたので、人間に対しては少々威張りつつも、自然に対してはサンキウ〜と念じている。