池田晶子さん、No body
池田晶子さんの本を読み出したのはつい先月からなのだが、どのようにして彼女の存在を知ったのか、これらの本を読むに至ったのかが思い出せない。何かの書評を読んだのか?誰かの紹介?図書館の書架で偶然手にした?ん〜??
いやしかし、出会いの経過がぶっとぶほど、その内容にひき込まれたのは確かだ。一文一文にいちいち、その通り!ほんまや!そう考えるしかない!とつっこみを入れつつ、一文たりとも読み飛ばさないように集中して読んだ。わかり過ぎるほどわかる。例えばわたくしの好きなタイプの「賢い」とはどういう意味かなど、わたくしの考えを代弁してくれているかのよう。それに、あ、こういう筋道で考えればいいんか!と目からウロコが落ちたり、彼女の賢さに感動したり。それに、こう考えていたのは私だけとちごたやんか〜、救われる〜と感じることも。
今の中高生は、中高生時代にこの本が読めてうらやましい。中高大学生必読の書だと思う。これまでフミチャンの誕生日にプレゼントを贈ったことはなかったが、来年の14歳の誕生日にはこの本を贈ろう。