京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

バレー部OBOG会

 創部40周年記念と名誉顧問傘寿、名誉会長還暦を祝って盛会だった。北は北海道から南は熊本までから、この時期の京都へ皆さん、よくぞご参集くださると思う。自宅で朝起きて30分後には会場へ行けるわたくしとは、参加に対する意気込みと準備がちがう。ほんとうに遠い所ありがとうございます。
 今、現役が男子のみ6名ほどしか在籍していないということから、バレーボールの人気も昔とは相当変化したことがわかるが、今回の宴席では、催し物の在り様もここ5年から10年ほどの間に激変したことがよくわかった。以前は、祝辞、歓談、飲酒、文集作成、色紙に寄せ書きなどが主流だったが、今は、映像と音楽が主だ。会員から募った学生時代の写真や現在の写真が映像化して映し出され、あちこちでいろいろな歓声があがっていた。70年代と最近では髪型もユニホームの形も違う。70年代は男子も長髪で、2000年を超えた辺りから茶髪が登場してくる。どうせなら先輩たちの現役時代のブルマー姿を投稿すればよかったとも思った。とにかく懐かしかった〜。
 宴会の最後はお決まりの円陣になって肩を組んでの寮歌と万歳三唱。昔の部員たちは当然空で歌えるが、なんと現役は、寮歌を歌ったことが無い、と!こうなると世代の違いどころか、根本的な精神が大きく違っているような気がして、伝統を伝える気にもなれなかった。伝統というと少々大袈裟で、当時、寮歌を歌っていたのはまぁ単なる景気づけと元気づけのようなものだろうが、こんな単純な歌一曲を肩を組んで一緒に歌うことで、何十年もの世代の違いが一気に埋まったような気持ちがするのに、惜しい、と思う反面、まぁバレー部なんやから、バレーボールを一緒にするということで世代間の溝が埋まったような気になればそれでええか、とも考えていた。
 皆さん、お疲れ様でした〜。ありがとうございました。また来年。