京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

S.L.

 チビ連中も小学校高学年や中学生になると、サブリーダー的に実動隊として使えるようになってきた。ちなみにリーダーはわたくし。例えば、幼稚園児や小学校低学年をおんぶして騎手とし、競馬遊びをすることもできるし、肩車(肩の上に座る)をさせて天井タッチをさせることもできる。もう少し練習すればこの状態で天井の雑巾がけもできるようになるだろう。結構使える。
 もっと実用的な技を身につけさせようと「ほな次は、イオリ(小2)がユウシ(小6)の肩の上に立って」と言うと、イオリは「立つ〜、、、ヒェ〜」などと言っている。しかし「へっぴり腰では怖いだけやで。姿勢良くッ」と指示を出すと「ハイッ」と威勢良く返事をしている。「山で遭難した時に、木の高いところに何かの実が生ってたら、こうやって取って食料にできるやろ」とこの技を身につける理由を説明したところで、周囲の司令官連中(リーダーよりえらい高年齢層)から「やかましいッ、もうやめときッ」との命令が下り、実行には及ばなかった。無念。しかしイオリは挑戦してみたいようで「あー、原始人になりたい」とこっそりつぶやいている。それを聞き逃さず「アンタ、ええこと言うなぁ」とこっそり褒めると、なぜかテレていた。不思議な子ぉだ。