京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

『人生がときめく片づけの魔法』近藤麻理著

人生がときめく片づけの魔法 この著書では、単になんでもかんでも捨てることを薦めているのではない。まぁ実践としては、まず「捨てる」ことから始めるのはその通りなのだが、それを行うにあたっての気持ち、マインド、感情、直感、判断、物を通した自分自身との向き合い方、意識(いろんな単語が使われていて厳密性は無いようだが)などについても詳しく述べられている。それらをまとめて「ときめく」と著し題している。
 「捨てる」ものを選ぶのではなく、手にとって「ときめく」ものを選び出す。自分が「ときめく」ものに囲まれて生活する幸福。
 著者のこんまりさんは、若いのにたいしたもんだ。頭の中まで整理整頓が進んでいて、考えがきちんと法則化されてきつつあるようだ。わたくしが40にしてやっと考え工夫し始めた、時間とお金の使い方や物事の捨取選択にも、彼女は20代にして既に考えが及んでいる。おまけに自身のそれに固執する気もないらしい。見習いたい。