京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

『放浪の天才数学者エルデシュ』ポール・ホフマン著、平石律子訳

放浪の天才数学者エルデシュ ついこの間まで(1996年没)まで、こんなとんでもない天才数学者とその仲間たちが存在していたとは露とも知らなかった。数学についてはさておき(わたくしには出てくる数式の一つたりともわからないので)、晩年は究極の「もたない男」!彼の日常の行動は、今の日本なら確実に病名がつくが、本当に病気なのはエルデシュなのかこの日本の社会なのかを、今一度考えずにはいられなかった。とにかく世界は広いし、人間は凄いで!