獅子舞

　先日の稽古では、お獅子が全身の毛つくろいをするパートの踊りを習った。仰向けに寝転んで右足を上げて、お獅子の唇を這わせるようにして足の内側と外側の毛をつくろう。そして左足を上げて足の内側と外側。その動作は、昔テレビで見たドリフのカトちゃんの♪パンパカパンパァ、パンパンパン、ちょっとだけよぅ♪のストリップの踊りとそっくり。おまけに仰向けに寝たまま、舞台中央で一回転するのだ。しかも自動回転台に乗るわけではなく、自分の足と腰、肘を使って、もぞもぞ〜っと這い回る。当然、獅子頭をかぶって、唐草模様の着物（マントのようなやつ）を着て踊るわけで、幸い、自分の生身を披露するわけではないので、なんとか恥ずかしがらずに演っているのだが、それにしても獅子の中は超暑い、熱い。汗みずくになる。もういっそのこと、お獅子の中はビキニで演ったらどうや？と提案したくなるほど。まぁ、そんなこんなで獅子役の笛仲間（30代女性）には気の毒だが、今回わたくしは、鉦担当で良かった〜。涼しい顔で正座したまま叩こうっと。