京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

ゆっくり長く

 一意見によると、四番まで(長く)吹いたから、途中疲れてきて、上半身の力みが良い感じに抜けたのでは?とのことである。それは一理ある。短くテンポの速い曲は、焦っている間に終わってしまうし、焦ると余計早く終わりたくなって、余計焦って演奏してしまう。一方、長くテンポのゆっくりした曲は、演奏中でも、あ、唄口もうちょっと下げようとか、音を伸ばしている間にだんだん大きくしていこう、などと試みてみることが多少できる。つまり多少は余裕がもてる。ということは、緊張しない方法の一段階目は、選曲のセンスを養うということか。