京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

風邪の効用

 風邪については、野口晴哉著「風邪の効用」を愛読、たいへん納得しており、また著書内にある風邪の経過をよくする方法を実行し、効果を得ている。今回の筋肉疲労系の風邪の誘引は、気候柄「冷え」と「乾燥」とみているので、以下の方法をやってみた。西洋薬のような即効性はわたくしの場合求めていないので、治ったかな、と実感するまで最近は二日間ほどかかるけど。若い頃は一晩で済んだけどもさ。
1.身体を温める(特に手足、首まわり、肩、腹部)
2.内臓を温める(絶え間なく温かいものを飲み続ける)
3.鈍痛のある箇所に手を当て、手の平を通してゆっくり呼吸をする
 (実際は鼻呼吸しているのだが、その気持ちで)
4.鈍痛のある箇所をじんわり伸び縮みさせる
 (肩幅に足を開いて立ち、腕を前後に振るだけでも可)
5.以上を力任せにせず、焦らず、のんびりと時間をかけて自身を労わる
6.ビタミンを摂る(今回はミカン)
風邪の効用 (ちくま文庫)