京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

しの笛とギターの音

 昨日の花笠音頭の合いの手「は、やっしょうまかしょう」と唄う自分の声が明け方まで耳について離れなかったが、今日は気分新たに篠笛と11弦ギターのリサイタルへ。わたくしは任務上、舞台袖で拝聴していたのだが、こちらにも汗と力がビシビシ伝わってくる関取系の演奏だった。「出船」や「祈り」はぜひわたくしも稽古して吹いてみたい曲。モンゴルの大平原をイメージさせる「悲伽の曲」も素晴らしかった。あの指まわしを40台から練習すれば、惚け防止にも大いに役立ちそうだ。それにしてもこれらの曲に合わせるギターの音色には、もぅうっとりと聞き惚れてしまった。万一わたくしが合奏をしてもらいでもしたら、隣で笛を演奏しながらも恍惚としてしまうだろう。ゆえに、ギターとの合奏は惚け防止には向いていなさそう。しかしながら、心身への心地よさは抜群、最高級だった。